空の本

空の本を持っている。手近にあるものを集めてみるとこんな本があった。
『空の名前』 高橋健司 光琳社出版
『月と暮らす。』 藤井旭 誠文堂新光社
『CUBE-BOOK THE SKY』 WHITE STAR PUBLISHERS
『写真ノ中ノ空』詩:谷川俊太郎 写真:荒木経惟 アートン

このブログのタイトルは「空があります」だし、自分の作品のモチーフにも空がよく出てくると思う。その参考図書とでも言うのだろうか。空の本は目に付くとつい手に取ってしまう。
『空の名前』は雲の名前や空にまつわる言葉、気候などが写真とともに解説されている、空の辞書的な本だ。『月と暮らす。』はその月バージョンだろうか。月齢ごとの月の写真とそれにまつわる天文学的なこと、風習や文学作品などが網羅されている。おぼろげに知っていたことの再確認に、そして新しい知識を得るのに非常に役に立つ。しかし、実際これらの本が詩作の発想に元となることも、詩作の参考に本をめくることも、ない。たまに思い立ってページめくり、そして何も考えない。たぶん全ページを読んですらいないと思う。でも、本屋で見かけたら絶対買わずにはいられない。何らかの理由でこの本が手許からなくなるようなことがあれば、再度同じ本を買いに行くだろう。読まなくても傍に置いておきたい、存在が力になる、そんな本なのかもしれない。

『CUBE-BOOK THE SKY』はCUBEという名の通り版型が正方形で厚さが5センチ以上ある箱みたいな本だ。全736ページ。目次を除けば全ページ空の写真と、洋書なので簡単なキャプションが英語で付けてある、それだけの本だ。何十名もの写真家の作品を「THE SKY」という切り口で集めたものだろう。私の感覚では叙情的でないドライな写真ばかりのように感じる。これは本棚ではなくいつも目に付く棚の上に置いてある。空の見えない部屋で空を忘れないように、そんな気分でそこに置いたのかもしれない。たまに手に取って、パラパラ漫画みたいにページをめくってみる。これでもか、という物量にすぐにおなかいっぱいになる。もう一度同じ棚に戻しておく。

『写真ノ中ノ空』はありきたりではあるけれど、一番好きな詩人と一番好きな写真家のコラボ作品だ。見つけたら、即買い決定だろう。が、好きであるだけに、言いたいことも色々ある。この本については、また機会があれば何か書くことにしよう。

こうして書いてみて気付いたが、空の本のコレクションに、星の本がない。今度、星の本を買いに行こう。本棚に空の本が増える、そう考えるだけで、既に少し嬉しい。
8月には星の詩を書く予定だったのだ。星の本はパラパラとめくるだけで、読まずに星の詩を書こう。空の本はたぶん、そこにあるだけでいい。

2013年7月31日(水)


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